通知カードを再発行する方法って?

 

通知カード 再発行申請

 

通知カード 画像

 

通知カードは、平成27年10月5日以降、日本に住民登録されている人に送付されているものです。

 

なので、何らかの事情で受け取れなかった人以外は、お持ちのカードのはずです。

 

でも、紙素材のペラペラのカードなので無くしやすいのが特徴で、再発行の手続きに来られる人もチラホラ。

 

ここでは、通知カードの再発行の仕方と流れをお伝えしていきます。

 

通知カードを紛失してしまったら?

 

通知カードを紛失してしまったら、まず 最初にする事は、警察署へ遺失届を出しに行くことです。

 

通知カードにはマイナンバーという大事な情報が記載されているので、他人の目に触れる恐れのある場合には、警察署への届けが求められています。

 

警察署で紛失の届けをすると、受付票がもらえますので、それを市役所の窓口まで持参します。

 

再発行時には、警察署から受け取った受付票が必要になるんです。

 

なお、自宅で無くされた場合は、警察署も届けを受け取ってくれませんので、市役所へ受付票を持っていくことは もちろん不要です。

 

まれに、派出所などで通知カードの盗難届や遺失届をされた際に、受付票をもらえず、受理番号のみを伝えられるケースもあるようです。

 

その時は、市役所での再発行手続きの受付時に、届け出た派出所名と受理番号を伝えましょう。

 

再発行時には、基本的に受付票が必要ですが、この辺りの取り扱いは、市役所ごとに異なる場合もあるので、あらかじめ住所地の市役所に確認をしておきましょう。

 

通知カードの再発行手続きに持っていくもの

 

運転免許証などの本人確認書類

 

適切な本人確認書類がない場合はこちら

 

遺失届や盗難届の受付票(外で紛失した場合)

 

一人につき500円(再発行手数料)

※2名なら1000円

 

再発行手続き後の流れ

 

市役所で通知カード再発行の受付をする

市役所から地方公共団体情報システム機構(J-lis)へお客様の通知カードの発行依頼

早くて2週間、遅くても3週間程度で、お客様の住所登録地の自宅へ直接郵送
(簡易書留なので直接手渡し。受け取れなかった場合は、郵便局で一定期間保管後に市役所へ返送される。)
※転送不要郵便です。

 

当初に届けられた通知カードは、マイナンバーカード申請用紙に住所、氏名などが表記されていましたが、再発行で届く通知カードには、申請用紙に住所や氏名などはアスタリスク(*)で情報表示されていません。

 

なので、後日 マイナンバーカードを申請したい場合は、住所地の市役所へ改めてマイナンバーカード申請用紙をもらいに行く必要があるので注意して下さい。

 

通知カードの再発行を代理人に依頼する場合

 

通知カードの再発行に、本人が都合が合わなくて行けない場合は、どのようにすれば良いのでしょう。

 

まず、本人が委任状を書いて代理人に渡します。

 

委任状の決められた様式はありませんが、「誰が誰に何を委任したいのか」を明記してもらいます。

 

また、本人、代理人のそれぞれの住所、氏名、生年月日も「本人」に記入してもらいます。

 

印鑑もシャチハタ以外のものが必要で、「本人」の名前の末尾に押印しておきます。

 

委任状を作成する場合は、どのような項目が必要なのかが分からないこともあるでしょう。

 

そのときは、市役所で様式をもらうか、市役所のホームページ上でダウンロード出来ますよ。

 

参考までに委任状は、次の内容が記載されていれば、委任状として有効となります。

 

 

委任の年月日
委任する人(依頼する人)の住所氏名
委任される人(代理人)の住所氏名
委任事務(委任されて行う手続きの名前)
委任する人(依頼する人)の自署または記名押印

 

 

 

(委任状記入例)

 

通知カード 再発行 委任状

 

委任状ダウンロードページ

 

 

委任状を代理人に渡したら、併せて本人確認書類も渡します。

 

本人確認書類は、原本が必要で「運転免許証、パスポートなど官公庁発行の顔写真付きのものが良いですが、「健康保険証と年金手帳」「健康保険証と介護保険証」などの2点の組み合わせでもOKです。

 

本人確認について、詳しくはこちらを参照

 

代理人は、「本人の書いた委任状」「本人の本人確認書類」を預かって、市役所へ再発行の手続きに行くことになります。

 

市役所で再発行手続きをした後は、2週間から3週間程度で「本人の住所宛」に直接、転送不要の簡易書留で郵送されます。
※代理人の住所宛でないことに注意して下さい

 

代理人が通知カードの再発行手続きをする際に持って行くもの

 

本人が全て書いた委任状

 

本人から預かった本人確認書類の原本(コピー不可)

 

代理人の本人確認書類の原本(コピー不可)

 

自宅外で紛失したなら警察署から受け取った遺失届などの受付票

※自宅内で紛失したなら受付票は不要

 

発行手数料(再発行する人 一人につき500円)

 

15歳未満(14歳以外)のお子さんの通知カードの再発行の場合は、親権者(保護者)からの申請であればお子さんからの委任状は不要ですが、本人確認書類は必要です。
※官公庁発行の顔写真付きの本人確認書類がなければ、本人確認書類の2点の組み合わせが必要です。

 

まとめ

 

通知カードを紛失してしまったら、まず、警察署へ遺失届を出しに行ってください。

 

警察署で渡される遺失物の受付票は、通知カードを再発行するときに必要です。

 

なお、自宅内で通知カードを紛失してしまった場合は、警察署へ行く必要はありません。
(市役所での再発行時にも受付票は不要)

 

紛失、盗難などの再発行手数料は1枚につき500円。
(つまり、個々の場合にも よりますが少しでも自分に責任がある場合に有料となります)

 

再発行後は2週間から3週間で自宅へ直接、郵送されます。
(転送不要の簡易書留)

 

代理人でも通知カードの再発行可能です。
(委任状を忘れずに!)