マイナンバーカード紛失時の再発行の手順を分かりやすく解説!

マイナンバーカード 紛失
「マイナンバーカードを紛失した!?」

 

「せっかく苦労して作ったのに、どうしよう。。。」

 

ここでは、紛失してしまった場合に、マイナンバーカードを再発行する手順を説明します。

 

紛失したら、すぐにする事

 

まず、紛失してしまった場合に、すぐすることは、マイナンバーヘルプデスクへ電話をしてカード機能の一時停止を行うことです。

 

マイナンバーヘルプデスク

 

もし、マイナンバーカードを誰かに拾われて、コンビニ交付での機械で証明書を発行されてしまったらどうでしょう。

 

カード機能の一時停止を行うことは、マイナンバーカードを使用する手続きを勝手にされてしまう事を防ぐ目的があります。

 

なお、カードの一時停止をした後に、マイナンバーカードが見つかっても、カードの廃止をしているわけではないので、市役所へ行くと機能停止の解除ができて、再度使用できるので安心してください。

 

なので、市役所に行くという面倒がありますが、「紛失した」と思ったら長々と探す前に、電話で機能の一時停止をしておいた方がセキュリティ面でも安心ですよ。

 

その後は、警察署に行って遺失届を出しに行きます。
(無くした場合は、遺失届。盗まれた場合は、盗難届です。)

 

届けを出せば、受理番号が発番され「受付票」をもらえますので、それをマイナンバーカードの再発行時に市役所へ持っていく事になります。

 

ちなみに、自宅内で紛失し、他人の目に触れる恐れのない場合で、悪用される可能性が低い場合は、カード機能の一時停止の電話も必要ありませんし、警察署に行く必要もありません。

 

繰り返しになりますが、自宅内で紛失して、他人の目に触れる可能性が低い場合は、警察署に行かずに すぐに市役所へ再発行手続きに行っても大丈夫ということを覚えておきましょう。

 

さて、マイナンバーカードを無くしたら、「必ず再発行が必要か」というとそうではありません。

 

紛失してマイナンバーカードを再発行しないままの人も多いですし、マイナンバー通知カードも紛失したままの人も多いです。

 

また、無くしたらすぐに市役所に紛失届を出しておく決まりになっていますが、ほとんどの人がマイナンバーカードや、通知カードの再発行時に 一緒に紛失届を出されているのが実情です。
(本来は、無くしたときに必要な届けになっています)

 

その点は、ご自身の都合に合わせて、判断すると良いでしょう。

 

 

市役所へ再発行に行く時に持っていくもの。

マイナンバーカード 再発行

警察署からもらった受付票

(自宅外で無くした場合)

 

本人確認書類の原本

(コピー不可)

 

写真

(6ヶ月以内に撮影したもの、無背景、無帽、サングラスなどで、本人の特定を困難にさせていないもの)
※サイズは、縦4.5cm、横3.5cm

 

手数料1000円

(電子証明書を付けない場合は、800円)
※電子証明書を付けない場合は、e-tax、コンビニ交付はできません

 

以上です。

 

紛失届や再交付申請書は、市役所に用意しているので、受付時に記入すればよいですよ。

 

電子証明書を付けると、コンビニで証明書が発行出来たり、パソコン上で確定申告が出来るので、付けておくと便利です。

 

もし、マイナンバーカードを所持する目的が、本人確認書類の為だけというなら電子証明書は不要ですが、今後ますます利便性が増えていくカード機能を考えれば、付けておいた方が良いでしょう。

 

 

市役所でカード再発行手続き後の流れ

 

マイナンバーカードの再発行時は、新規発行とは違って市役所職員が、カード発行元(J-Lis)へ申請書を送付してくれます。

 

なので、再発行手続きを市役所で終えてしまえば、後は新しいマイナンバーカードが市役所へ届くまで待っていればいいのです。

 

1ヶ月~1ヶ月半ぐらいすると、申請者の住所登録された自宅へ交付通知書(転送不要ハガキ)が市役所から届きます。

 

交付通知書が届いた後は、新規発行の時と同じく交付通知書に書かれた電話番号でカードの受け取り予約をします。

 

後は、日程調整された日時に、交付通知書に書かれた場所へ受け取りに行くという流れになります。

 

流れをおさらいすると、

 

市役所でカード再発行手続きの受付

市役所から再交付申請書を発行元(カード作成機関)へ送付

1ヶ月~1ヶ月半ぐらいすると、交付通知書が自宅へ届く

マイナンバーカード受け取りのための日程調整を電話でする

日程調整した日時、指定された場所へマイナンバーカードを受け取りに行く

 

となります。

 

マイナンバーカードの再発行を代理人に頼む場合

マイナンバーカード 再発行 代理人
マイナンバーカードの再発行をしたいけれど、仕事やその他の都合で手続きに行くことが出来ない。

 

そのような場合には、代理人にお願いしてマイナンバーカードの再発行手続きをしてもらいましょう。

 

ただ、代理人が申請する場合は、本人が申請するよりも少し面倒になります。

 

というのも、「委任状を預かること」と「本人の本人確認書類(原本)」を預からなければいけないからです。

 

また、念の為に本人の印鑑も持参したほうが無難です。
(市役所によって持参物が異なることがあるため)

 

本人から運転免許証など預かってしまうと車を運転出来ないので、預かっても支障のない本人確認書類をあらかじめ用意してもらって下さいね。

 

代理人が再発行手続きに、市役所へ持って行くもの

 

警察署からもらった受付票

(自宅外で無くした場合)

 

本人確認書類の原本

(コピー不可)

 

本人の顔写真

(6ヶ月以内に撮影したもの、無背景、無帽、サングラスなどで、本人の特定を困難にさせていないもの)
※サイズは、縦4.5cm、横3.5cm

 

手数料1000円

(電子証明書を付けない場合は、800円)
※電子証明書を付けない場合は、e-tax、コンビニ交付はできません

 

本人が全て記入した委任状

 

代理人の本人確認書類の原本

(コピー不可)

 

本人と代理人の印鑑

※本人と代理人は別々の印鑑
※印鑑はシャチハタ以外

 

代理人が再発行手続きをした後の流れ

 

市役所でカード再発行手続きの受付

市役所から再交付申請書を発行元(カード作成機関)へ送付

1ヶ月~1ヶ月半ぐらいすると、交付通知書が本人の自宅宛へ届く
※代理人宛ではありません。

マイナンバーカード受け取りのための日程調整を電話でする

日程調整した日時、指定された場所へマイナンバーカードを本人が受け取りに行く

となります。

 

注意点として、申請時は代理人が手続きすることが可能でも、受け取り時は本人が行かなければならないことです。

 

 

まとめ

 

マイナンバーカードを紛失や盗難にあったらヘルプデスクに電話してカードの機能一時停止を依頼しましょう。
※市役所に電話をしても機能の一時停止はできません

 

自宅外で紛失した場合は警察への届けも必要です。

 

マイナンバーカードを再発行する場合は、警察署から発行される遺失物届または盗難届の受理番号の受付票が必要になります。
※紛失した場合は遺失物届、盗難にあった場合は盗難届になります。

 

なお、自宅内で紛失した場合は、マイナンバーカード再発行時には受理番号の受付票は不要です。

 

マイナンバーカードの再発行は任意です。
※マイナンバーカードでなく通知カードの再発行も可能

 

再発行時は、必要書類を持参すれば市役所から発送手続きをしてくれます。

 

盗難、紛失による再発行手数料は、1,000円。
※カード本体800円、電子証明書代200円

 

再発行手続きをしてから1ヶ月程度すると自宅へ交付通知書が届く。

 

そのあと、受け取りの電話予約をして、指定された場所へ本人が受け取りに行くことになります。
※新規発行と同じ手順

 

再発行手続きは本人申請だけでなく代理人申請も可能だけれど、少し面倒になります。