特別定額給付金のオンライン申請～具体的な手順と図解説～
特別定額給付金の申請受付が始まりました。
基準日（令和2年4月27日）時点で、日本の住民票に登録されている人は、誰でも一人につき１０万円の給付金がもらえます。
申請の開始は、自治体によって異なりますが、５月中にはほとんどの市区町村で受付が始まります。
オンラインでの申請と郵送での申請がありますが、オンライン申請のほうが、はやく特別定額給付金が受け取れるので、断然おススメです。
申請の受付期限は、お住いの自治体が、郵送申請の受付を始めてから3か月以内なので、もらい忘れのないようにしましょう。
オンライン申請は、むずかしく感じるかもしれませんが、この記事では具体的な手順を追って説明しています。
手順どおりに進めれば、誰でも簡単に申請が完了しますので、参考にしてください。
特別定額給付金のオンライン申請で準備するもの
※マイナンバーカード対応したおススメのICカードリーダーライターはこちら
※マイナンバーカードの受け取り時に控えた用紙があれば、安心ですね。
「署名用電子証明って何？」という方は、署名用電子証明とは？
を確認してください。
特別定額給付金オンライン申請の具体的手順～PC編～
まず、PCのインターネットブラウザは、上記の３種類のものから選んでお使いください。
そうでないと、オンライン申請の手続きができないので注意しましょう。
また事前に、マイナンバーカード対応のICカードリーダーライターも必要になるので、用意しておきます。
当サイトでは、おススメのICカードリーダーライターを紹介しているので、よろしければコチラを参考にしてください。
⇒マイナンバーカード対応のICカードリーダーライターの記事
準備ができたら、さっそくオンライン申請を進めましょう！
インターネットを立ち上げ、Googleなどで「特別定額給付金 オンライン申請」と検索してみましょう。
検索すると、「総務省｜特別定額給付金｜オンラインで申請する」というサイトがありますので、クリックします。
そうすると、下記のサイトが表示されます。
マイナポータルへアクセスしますという見出しの下の「マイナポータルはこちら」のリンクをクリックします。
オンライン申請には、「OSが対応しているか」「申請ができるブラウザの種類を使っているか」「マイナポータルAPのインストールがされてるか」などのPC環境の確認が必要です。
あなたのPCが、対応してるのかを確認するために「動作環境のチェックはこちら」をクリックします。
クリックすると、動作環境を自動チェックしてくれます。
動作環境のチェック後、青色三角のビックリマークが表示されると、オンライン申請ができないので対応したPCを利用することになります。
ほとんどの人が、上記のように「マイナポータルAPのインストール」に青色三角のビックリマークが表示されると思います。
その場合は、マイナポータルAPのインストールの項目の「こちらよりマイナポータルAPをインストールしてください。」をクリックすると、インストールの手順が表示されますので、案内に従ってインストールを行ってください。
マイナポータルAPのインストールが終われば改めて、申請画面に戻って下記のとおり進めていきます。
あなたの住所の市区町村を入力します。
郵便番号（ハイフンなし）を入力して「地域を検索」ボタンをクリックすれば、自動で市区町村名が入るので便利です。
特別定額給付金にチェックを入れた後、「この条件でさがす」をクリックします。
もう一度、特別定額給付金にチェックをいれて「申請する」ボタンをクリックしてください。
そうすると、上記のウィンドウが出てきますので、そのまま「OK」で進めます。
「特別定額給付金」には、あらかじめチェックが付いているので、「次へすすむ」をクリックします。
電子署名付与の動作環境確認で、「お使いのPC環境がオンライン申請に対応しているか」と「マイナポータルAPがインストールされているか」の自動チェックが行われます。
そして、すべてチェックがクリアできたら、次に下記の項目を確認して、チェックを入れていきます。
⇒マイナンバーカードを持っています。
⇒署名用電子証明書の暗証番号（パスワード）を覚えています。また、ロックしていません。
⇒マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタを持っています。
特に署名用電子証明の暗証番号を忘れていると、市役所に行って暗証番号再設定をしなければならないので面倒ですよ。
上記の項目が大丈夫なら、３つすべてにチェックを入れて、「次へすすむ」ボタンをクリックしてください。
メールアドレスと電話番号を入力して下さい。
メールアドレスの確認用の入力欄は、コピペできないので直接入力することになります。
入力できたら「次へすすむ」ボタンをクリックします。
マイナンバーカードをICカードリーダーライターに読み込ませて、緑色の「マイナンバーカードを読み取り」ボタンをクリックすると、氏名・住所・性別・生年月日が自動入力されます。
マイナンバーカードを読み込んで、自動入力するときは、４桁の暗証番号（券面事項入力補助用）が必要になるので注意してください。
４桁の暗証番号を忘れてしまった方は、マイナンバーカードを通さずに、直接入力することもできます。
緑色の「申請者電話番号にコピー」をクリックすると、申請者電話番号に自動入力されます。
FAX番号は、無ければ空欄でも良いです。
上記の入力に間違いがなければ、「次へすすむ」をクリックします。
さらに、申請情報の入力をしていきます。
青色のビックリマークは自動入力されている項目なので、誤りがあれば修正してください。
同じ世帯の方の氏名の入力をしていきます。
ここに入力される人数で、一人につき１０万円が加算され、給付金の金額が自動計算されます。
オンライン申請をするときは、世帯主のみのマイナンバーカードを使用するので、一緒に申請する家族のマイナンバーカードは作っていなくても問題ありません。
同じ世帯の給付金対象者は、最大１０名まで入力できます。
上記、給付金額合計の欄は空欄にして下さい。
※自動入力されます。
通帳口座の入力は、ゆうちょ銀行とそれ以外の金融機関で入力部分が異なります。
ゆうちょ銀行以外の金融機関に、給付金を振り込んでもらいたい場合は、上記の欄に入力します。
記入例のように、ゆうちょ銀行に振り込んで欲しい場合は、下記に入力してください。
入力できたら、「次へすすむ」をクリックします。
「次へすすむ」をクリックすると、下記の入力内容の確認画面が表示されますので、誤りがないか確認してください。
誤りがなければ、「次へすすむ」をクリックしてください。
次に、給付金の振込先の通帳口座の写真を、スマホやデジカメを使って写真を撮ります。
通帳口座の写真は、口座番号と口座名義人のわかるページが必要です。
通帳口座がなければ、キャッシュカードの写真でも良いです。
インターネットバンキングに振り込んで欲しい方の場合は、口座番号と口座名義人のわかる部分を画面コピーした画像を用意します。
そのあと、撮影したデータをPCに取り込みアップロードします。
通帳口座の写真のアップロード前
「ファイルを選択」をクリックすると、画像ファイル選択ウィンドウが表示されるので、画像データを保存した場所から写真を選択します。
通帳口座の写真のアップロード後
アップロードが完了すれば、下記のような表示がされます。
アップロードが完了すれば、「次へすすむ」ボタンをクリックします、
申請書の印刷ページになるので、「表示する」ボタンをクリックして、申請書データ（PDF)をPCに保存しておきましょう。
申請書データ（PDF）例
また、「登録アドレスに送信」ボタンをクリックして、メールアドレス宛に申請データ送信をしておいてもよいでしょう。
ここからは、ICカードリーダーライターを使って６桁以上の暗証番号の入力が必要になってきます。
もし、６桁以上の署名用電子証明の暗証番号を忘れた場合や、電子証明書を利用することに不安を感じる場合は、申請書データ（PDF）を印刷して直接、手続き窓口に持参しても申請はできます。
電子証明書を利用したオンライン申請は、直接持参よりも早く給付金がもらえます。
あと少しなので、頑張っていきましょう。
通帳口座の添付データが表示されていることを確認し、確認・同意事項を読んだ後、「以上を確認・同意し、次へ」ボタンをクリックします。
「電子署名を付与する」ボタンをクリックすると、下記のウィンドウが表示されます。
そのあと、PCにICカードリーダーライターを接続し、マイナンバーカードを差し込みます。
「OK」ボタンを押すと暗証番号の入力画面になります。
この６桁以上１６桁以内（署名用電子証明）で設定した暗証番号を５回間違えると、ロックがかかってしまいます。
※６桁以上１６桁以内の暗証番号は「数字と大文字のアルファベットを混ぜたもの」です。
ロックがかかると、マイナンバーカードの所有者が直接、お住いの市役所窓口へ行って、ロック解除をしてもらわなければなりません。
マイナンバーカードを受け取ったときに、市役所から渡された暗証番号の控えがあるはずなので、それを参照して、注意しながら入力しましょう。
暗証番号が照合されれば、下記の画面に移ります。
「送信する」ボタンをクリックして電子データを送ります。
「メール送信が完了しました」のメッセージが表示されれば完了です。
申請書データの控えは、登録されたメールアドレスに自動で届きますが、念のため「控えをダウンロードする」ボタンをクリックし、保存しておきましょう。
あとは、特別定額給付金が振り込まれるのを待つだけです。
お疲れさまでした。